訪問支援の実例 その1
中四支援センター 訪問エピソード
労災ケアサポーターの訪問がきっかけで、排便調整がうまくいかず、下剤を多く使用し、摘便を行っている母親の手技にも問題があるため脱肛状態になっていた脊髄損傷の方に、次のような改善を図ることができました。
母親に
- 脊髄損傷の排泄の影響を理解していただく
- 便の調整には食事・運動(体を起こす)生活リズムが重要であることを認識していただく
- 食事・便・薬を記録しながら排便プログラムを本人と母親が一緒に作り上げていただく
- 1回作ったプログラムも常に修正改善しながらレベルアップしていただく
ことを話し合いながら指導を行い、失禁外来を紹介しました。
その結果、母親は指導したことを良く理解され、事細かく食事内容、薬の量や時間、排便の状態を記録し、失禁外来に受診のたびに持参していただきました。
本人も記録を基に食事・薬の摂取時間を守り、生活リズム確立のため努力されました。
専門医の指導のもと定期的に訪問看護、訪問リハビリが行われ、便秘薬の使用が最小限となり、排泄調整ができるようになったため、自分の排泄プログラムで生活でき、便汚染が激減し、自発的に外出の機会が増え、母親の介護負担も軽減されました。
母親から本人の明るい表情がうれしいと、事あるごとに連絡をいただいております。